北九州・小倉にある、「縞縞」さまは、独特の縞模様を持つ「小倉織」で様々なアイテムを企画販売されている会社さまです。最近では東京や大阪のデパートでも企画展をされるなど、ご覧になられた方もおられるのではないでしょうか。
（縞縞さまホームページ：http://shima-shima.jp/）

その縞縞の生地デザインを監修されている「築城則子」さんは、実はこの小倉織を復活された方で、その集大成ともいえる展覧会が北九州美術館でまさに今、行われています。

構想から実現まで２か月という、異例のスピードで生まれた透かし和紙で表現された「縞縞」の柄は、モノトーンであってもすぐに「縞縞」とわかります。その美術館にあるミュージアムショップで販売することになった透かし和紙のアイテムを、これまた異例のスピードで製品化にこぎつけ、展覧会オープンまでに何とか間に合わせることができました！！

この製品の実現には製紙会社様の『匠の技』なしには生まれることはありませんでした。で、企画に携わった私も架け橋となれたことにひとり感慨深く感じるのでした。。。

こういった紙から一緒に作り上げることができる、というのも和紙の魅力ではないでしょうか？？
ちなみに、この透かし和紙は様々な柄で透かしを作ることができます。企業様のロゴで作っても面白いものができるのではないでしょうか？

「ちょっと視点を変えてみる」と、想像を超えたものを作ることができるという、お仕立ての事例でした。
お近くにお越しの際はぜひ「北九州美術館」に足を運んでみてくださいね。