大阪は四天王寺で和紙を取り扱っております、株式会社オオウエです。このブログは、弊社の和紙お仕立て人がリレー形式でお届けいたします。
和紙のご用命は大阪 四天王寺のオオウエまで
ということで今回は営業の高島が担当です。はじめまして。
日々お客様とお話しておりまして、よく受けるご質問が
「和紙はどうやって使えばいいの？」
というものです。そのお話をさせていただきますね。
実際のところ、和紙をご購入・ご活用なさってるお客様の層は非常に幅広く、そのニーズや用途も多岐に渡っております。伝統的な製品だからといって、伝統的な使い方ばかりされているわけではございません。
印刷適性のある和紙も増えてきましたので、印刷物へのニーズも高まっております。ラッピング関連の需要もございます。このあたりは和紙でなくともニーズはありますね。
ただ、それとともに最近の興味深い傾向としまして、和紙を単なる紙としてではなく、素材として捉えておられるお客様が増えてきたということがあります。
おそらく他の紙には無い、和紙のユニークな質感に着目されておられるのでしょう。弊社へのお問い合わせの中にも、異素材と組み合わせて新商品を開発したいとか、従来に無い使い方をしてみたいというお声も増えております。
そして、お客様と共に商品開発している中で、「こんなことも出来るんだ！」という新たな可能性を発見することが多々あります。固定概念で「できない」とするのではなく、柔軟な発想で臨めば、まだまだ和紙の使い道は増えていくのではないかと実感する日々です。
ですので、弊社側が用途を限定してご提案するのではなく、お客様と共に和紙の用途を広げていきたいと考えております。「こんなことをやってみたいんだけど、和紙でも出来るの？」というご質問・ご要望は大歓迎です！
もちろん、和紙は万能素材ではありませんので、出来ないこともたくさんございます。そのあたりも含めまして、ご相談いただけましたら幸いです。
和紙のご用命は、大阪・四天王寺のオオウエまでどうぞ。