off 第二弾 お札にぴったりの和紙シリーズについて

お札にぴったりの和紙

皆様こんにちは、大上です。

先日、「大阪製」を受賞した、お札にぴったりの和紙シリーズについて、
開発の経緯や特徴を書いていきたいと思います。

お札にぴったりの和紙

お札にぴったりの和紙



開発の経緯

お札にぴったりの和紙は、その名の通り、お札の大きさや柄をモチーフにした、お金を入れる袋です。
使うシーンのことを考えたものを作れないかなと思っていた時に、
お札の大きさが違うことに思い当たりました。

使う人の気持ちを考え、大きさをお札に合わせました
従来、こうした金封の類は、一万円の入るサイズさえ作っておけば、1000円5000円も必然的に
収納できますので、製造の手間が省けます。

しかし、洋服などを思い返していただくと、ぴったりのサイズは格好良いものです。
1000円、5000円にも専用の袋があってもいいのでは、と思いました。
ぴったりフィットする様子は、とてもかっこいいですよ。

金封やポチ袋を買いに行く方は、
「お年玉をあげよう。3000円くらいかな」
「6000円の月謝を払おう」
「お祝いを渡したい。1万円くらいにしたいから、水引とかがついているのはちょっと大層だな」
など、予め渡す場面を思い描いている方も多いと思います。

そんなときに、千円札、5千円札、1万円札それぞれにぴったりの袋があれば、
自分の用途に合わせて選んでいただけるのでは、と思いました。

注意点としては、千円袋には5千円、1万円が入らない、
5千円袋には1万円が入らない、ということが挙げられます。

お札の大きさを再現

お札の大きさを再現

絶対に見ているけど、意外と覚えていないお札の柄
柄に関しても、お札をモチーフにしています。
千円の裏側は、富士山と桜。
5千円の裏側は、カキツバタ。
1万円の裏側は、平等院鳳凰堂の鳳凰です。

意外と見逃しているのですが、美しいです。
そんな、「誰もが絶対に見ているのだけれど、意識的には記憶していない」柄を用いることによって、
共通の話題になりやすいのもポイントです。

お金を渡す、というのはコミュニケーションの一種です。
そこに、話題がある、というのは金封に求められる大きな要素の一つなのでは、と思います。

お札の柄をモチーフに

お札の柄をモチーフに

西淑さんによるイラスト
イラストは、京都で活躍中の若手イラストレーター「西淑(にししゅく)」さんに書き下ろしていただきました。
ふんわりとした可愛らしいイラストに、ファンも多いです。
西さんには、お札の裏側を見ていただき、「西さん風に解釈してください」とお願いしました。
西淑さんのページ

和紙は、愛媛のオオウエオリジナルのものを使用しています。
勿論印刷は活版印刷。独特の風合いがあります。

年中通して、お金のやりとりというのはございます。
そんな場面を、ちょっと華やかにしてくれます。

お手紙に、気持ちを添えてください
ストレートタイプでお札を折らずに入れられる金封タイプと、
それにぴったりあった便箋。
三つ折りのお札がぴったり入るポチ袋タイプと、
それに合わせたカードがあります。
一言、言葉を添えてあげることによって、より思いが伝わるはずです。

罫線を印刷した台紙付なので、書きやすいです。

罫線を印刷した台紙付なので、書きやすいです。

ぜひ、お手に取ってみてくださいね。

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