offについて その1・offのなりたち

offのロゴです

皆様こんにちは!大上です。
本日からは、昨年より展開している「off」シリーズについてご説明していきたいと思います。

offのロゴです

offのロゴです

offってなんぞや?
offとは、昨年より販売を開始しているオオウエの自社ブランドです。
現在、第一弾「ボールペンで書ける和紙」シリーズと、第二弾「お札にぴったりの和紙」シリーズをリリースし、扱い店舗もおかげさまで順調に増えてきています。ちなみに、offだけではおそらく強敵が多すぎて検索できないので、「off 活版」とか「off 和紙」で検索してくださいね!HP

offというブランド名の由来
offの名前ですが、表向きには
「肩ひじ張って、筆で正座して書く和紙をonとするならば、気軽に使うことのできる和紙商品を作ろう!」ということでoffとなりました。

と、良くご説明するのですが、実は後付なんです。いや、コンセプトはまさに上の感じなのですが・・・

京橋の居酒屋で企画会議をしながら悩みに悩んでいました。そこで、みんなの頭文字をとってみるのはどうだろうとなり、「FOF」や、「F2O」などが候補になった末、活版印刷の船木さんの「off」はどうだろうという鶴の一声により、決まりました。今考えると、頭文字をとる路線では、off以外は考えられなかったなと思います。

o…大上博行(和紙のオオウエ)
f…船木宣彦(船木印刷)
f…福嶋賢二(Kenji Fukushima Design)

off三人衆です。全員メガネです

off三人衆です。全員メガネです

ちなみに、本当に余談ですが、我々が企画会議をするときは、off会といいます。

和紙と活版印刷は、現在の活版印刷の魅力が再発見されるよりもはるかに以前からベストコンビでした。船木さんのおじいさまの時にも、和紙の便箋は多かったそうです。薄い和紙をきれいに印刷するのに最も長けていたのです。
以前の記事「和紙は印刷できるのか?」http://urx2.nu/goSz
にも記載しましたが、機械化していった現在の印刷機では難しい和紙の印刷を、可能にしてくれる印刷方法なんです。

活版印刷

活版印刷

こういうベストコンビを、福嶋さんのデザインで、いろんな人に手に取ってもらいたいと思いカタチにしたのがoffです。

本事業は、大阪府の地域創造ファンドという助成金事業にも採択していただき、開発をスムーズに進めることが出来ました。
弊社は和紙の卸です。
卸の特性を活かした商品づくりを心掛けています。
少しでも和紙の面白さに触れていただき、日常で使いたい和紙ブランドを目指します。

新作の発表ではないのですが、2月は東京の2つの展示会に出展します。

ててて見本市
2月4,5,6日
http://tetete.jp/2014121101/ 会 場 TOLOT りんかい線「東雲」駅 徒歩5分 
http://www.heuristic.com/tolot/ 和紙の大上、デザイナーの福嶋さんが立つ予定です。

rooms30 2月17、18、19日
http://www.roomsroom.com/
国立代々木競技場にて開催されます。
地場産エリアで、大阪の製品として選出していただきました。
スタッフの方に、説明などはお任せする予定です。
よろしければ、ご覧下さい。

次回以降は、「ボールペンで書ける和紙」「お札にぴったりの和紙」シリーズの詳しいご説明をさせていただきます。

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