和紙+活版+箔押し。究極の貼り箱、作ってみました。

こんにちは、デザイン担当の下田です。

お客様にご提案するときに、やっぱりモノがあると話も盛り上がりますし、決まる確率も高くなります。イメージしやすいですからね。
そもそも、私たちだって、実際に作ってみないと分からない事だらけです。

という訳で、
「つくってみなけりゃあ、わかんないでしょ?!」シリーズと題しまして

箔押しと活版印刷を組み合わせたらどうなるの?

を貼り箱で実証してみました。
ご協力をくださった各業者さま、本当にありがとうございました。

箔押し+活版の和紙貼り箱
写真では分かりにくいのですが、天面のタイトルと飾り罫は艶ありの箔で、全面にある薔薇のチラシ柄部分は活版+箔押しつや消しで仕上げています。金と銀を作ってもらいました。
活版のレトロな雰囲気と箔押しのコンビネーションがとても素晴らしい!見当合わせを箔押しの方で行ってもらいましたが、それはもう、語るも涙、なほど大変な作業だったということです。しかもテストという事もあっていきなり大版は作れないので、1面1面を箔押ししていただきました・・・・。
その甲斐もありまして、先日の「大阪勧業展」でも結構目立っていて、何件かのお客様からはご質問なども頂きました。

箱の大きさは「時計ケース」をイメージしています。これほどの大きさになると、金額的、品質精度的に少々難ありですが、小物箱程度の大きさ程度でしたら現実味がでてきそうです。なによりも絶対に素敵な箱になるでしょう!!
どなたかやってみませんか??

箔押し+活版の和紙貼り箱-アップ

どうです?箔のきらびやかさが豪華でもあり、可愛らしくもありますよね。
研究開発で作ったこの和紙箱、お仕立荘での販売品にしてみようかな・・・

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